郷山柿の特徴
郷山柿とは?
平核無柿(渋柿)を樹にならせたまま渋抜きした柿です。
種がなく、樹上完熟柿で、中は真っ黒で糖度抜群、癖になる完熟の甘さです。
収穫出荷時期は10月下旬から11月です。
果実の大きさや形は一般的な平核無柿と同じですが、表皮の色は木に実らせたまま完熟させているため、赤みの強い色をしています。
果肉は果糖の結晶による黒いゴマが入り、黒砂糖のような感じになっています。
完熟しているとはいえ、シャリッとした柿の歯ざわりがあり、平均糖度は14~18度とも言われるようにとても甘く仕上がっています。
栽培にはとても手間がかかり、産地は限定されているため希少性もあり、高価な特産品として贈答にも喜ばれています。
郷山柿ができるまで
①剪定作業 2月、3月
良い柿がなるよう、余分な枝は切断します。